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アケボノツツジと天狗像に会いに高隈山へ

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大箆柄岳景観

アケボノツツジと天狗像に会いに高隈山へ   平成31年4月13日(土)

(コース:大箆柄岳登山口~大箆柄岳~小箆柄岳~大箆柄岳~盆山~大箆柄岳登山口)

 

小箆柄岳のアケボノツツジを見に行くことにしたが、日曜日の天気予報は雨。来週の日曜日は、開聞岳の公募登山が控えている。
「土曜日に行くしかないな」となり、私とH・Yさん、T・Y氏の3人で7時10分発の垂水フェリーに乗った。
本会の会員で最も若いT・Y氏は初めての高隈山である。桜島を見ると、噴煙が北に向かって流れている。霧島市の人には悪いが、高隈に降らずに良かった。

垂水港で私の友人T・M氏と合流し、大箆柄岳登山口に向かう。
相変わらず大野原林道は荒れが酷く、「ジェットコースターに乗っているようだ」の声を聞きながら、少しでも路面の凹みを避けて右に左にハンドルを切る。

8時55分、大箆柄岳登山口を出発。

ここから3合目近くまで、なだらかな尾根が続くので体調を整えるのに良い。T・Y氏に「左に見えるのが七岳だよ。あれが光石」と教える。

足下のあちこちには「サツマイナモリ」の白い花が見られる。

3合目の道標を過ぎると、次第に傾斜が増し、ロープが取り付けてある急叛を登る。尾根の左斜面に満開のアケボノツツジが見え、三つ目の崩壊地を過ぎると、花崗岩が露出した5合目の展望所に着いた。垂水市街地、錦江湾、薩摩半島、桜島など展望を楽しみながらひと息く。

『5合目の展望所でひと息入れる』


『5合目付近で見た満開のアケボノツツジ』

5合目からも急叛が続くが、7合目の道標付近まで登るとようやく傾斜が緩み、急叛から開放された。間もなく杖捨祠に着き「ここから先はもう杖はいらない。」と杖を捨てた所だと伝えられている。

『8合目付近にある杖捨祠』

スズタケを切り開いた登山道の左右には、南限といわれるブナが見られる。なだらかな稜線を進み、山頂への最後の坂を登ると高隈山最高峰の大箆柄岳に着いた。昼食をとりながら、高隈連山、錦江湾、桜島、開聞岳など展望を楽しんだ。

『大箆柄岳山頂 左から御岳・妻岳・二子岳・平岳』

山頂から小箆柄岳に向かって稜線をどんどん下る。帰りはここを登り返すと思うと下るのが恨めしい。登山道沿いの随所にヤブツバキの赤い花が見られ、ブナが次々に現れる。またマンサクとシロモジの黄色い花、足下にはショウジョウバカマなど見られた。

『登山道から見えたシロモジの花』


『ピンク色のショウジョウバカマ』

小箆柄岳への登り口からすぐロープのある急叛を登る。傾斜がなくなると灌木帯を進むようになった。ミツバツツジは、まだつぼみが小さく、
目的のアケボノツツジは見ないまま小箆柄岳山頂に着いた。数本つぼみが膨らんだアケボノツツジがあり、

『つぼみが膨らんだ山頂のアケボノツツジ』


『古い祠がある小箆柄岳山頂』

一二輪花が咲いているだけだった。見頃は一週間ぐらい後だろう。

小箆柄岳の登り口に戻り、大箆柄岳山頂に引き返した。そこで4人での記念写真を撮っていないことに気づき、セルフタイマーで写真を撮った。
とにかくノロノロペースなので、結構時間がかかり、すでに15時である。
次の目標である天狗像のある盆山へは稜線から30分ほど下るので引き返しの登りは40分ほどかかる。
さらに大箆柄岳登山口まで下る時間などを考えると「今回はパスするか」との思いが頭をかすめたが、T・Y 氏とT・M氏が天狗像を見る機会はなかなかないだろうと思ったので、2人にどうするか聞いたところ、「行きます。」との返事があった。

盆山へは緩やかな広い尾根の下りで、コースは何度も右に左に曲がり、涸れた沢を横切ったりするが、赤テープが多すぎるぐらい付いているので迷うことはない。

4回目の盆山に到着。
以前は南側の志布志方面だけの展望だった。しかし周りの樹木が伐採され、東から北側の展望も開け、輝北町の風車なども見えるようになっていた。おそらく大隅ネイチャーガイド・E氏らが整備されたのであろう。
1回目と2回目の盆山では、天狗像を探し出すことが出来ず、今回は2度目の面会である。「いつ、誰が、何の目的で、こんな場所に天狗像を置いたのであろうか?」天狗像は志布志湾を向いているので、船の安全を祈るためであろうか?残念ながら、天狗自慢の高い鼻は折れてなくなっており、身体に触ればボロボロに崩れるほど風化が激しい。

『盆山(ぼんざん)にある天狗像、鼻が折れてなくなっている』

このままでは近いうちに全体が崩壊してしまうだろう。何とかならないものか。像の下にある崩れた石の欠けらを像の周りに積み、天狗像に手を合わせ、主稜線まで引き返した。大箆柄岳登山口に着いたのは18時30分だった。今日は9時間35分の行動、スローペースながらよく歩いた山行だった。(記:K・H)

★★★★★この記事を書いた人★★★★★
川野 秀也

アルパインクラブ鹿児島の創設者
登山、沢登り、岩登りとオールマイティに活動中
若手の育成をメインに活動されています。
書籍『鹿児島県の山・沖縄県の山』を執筆
『鹿児島の沢登り』『近くて良き山・高隅山』執筆・自費出版
他etc・共著

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