本日は前日にInstagramにて『韓国岳』に雪が降ってきている!!との情報があり、
急遽、韓国岳に行ってまいりました。
雪化粧の韓国岳
メンバーはアルパインクラブ屈指の雪好きの方6名+KBMのMさんの計7名にて!
9時より、開始予定でしたが、
気持ちが早まり7時40分にはすでに大浪池登山口付近に来てしまった私。
周りは樹氷の気配が無く、『これはもしかして・・・・もう雪は無いのかも??』と
凹む私。
ふと、Instagramを覗いてみると、フォロワー&フォローさんが丁度、韓国岳山頂での動画を
ストーリーズで投稿していた所でした!
『雪がある!!』
と、確信し、皆を待ちます。
ドキドキしながら皆を待ちます。(大事な事なんで2回ry)
皆が到着し、えびの高原まで車2台で移動します。
今回のルートは
えびの高原の登山口より登り、大浪池登山口に下るコースです。
残念ながら登山口には雪がありません💦
少し進み(0.75kmほど)少しずつ雪が見えてきました。
1.5kmも進むと・・・・
アイゼンがが必要かな?と思うぐらい凍っています。
大事を取って、早めにアイゼンの装着をします。
皆さん色々なアイゼンをお持ちのようで・・・6本爪の軽アイゼンから12本のアイゼンまで
色とりどりです。
川野会長のアイゼンにはJAPANの文字が。
なにやら高価そうな匂いがしてきます。
踏み心地は抜群!と言う形で登っていきます。
今年は暖冬の傾向もあり、雪山は無理と思っていましたが
5合目まで来ると雪でいっぱいの景色になっていました。
暖冬の鹿児島でこれぐらい降れば十分でしょう!!
6合目、7合目と登り
雪と遊びながら・・・・
冬を感じながら・・・・
登ります。
8合目以降は積もった雪の層も厚くなり、
草木にも程よく積もっていました。
残念な事に、本日の山行では樹氷はみられず💦
次回に期待したいと思います。
この日とても風が強く、時折身体が倒されそうになるような突風が吹きます。
足早に山頂を目指します。
山頂に着きましたが、山頂はごつごつした岩場の為、思っていたより雪は積もっていませんでした。
温度計を見てみると・・・・0℃のご様子。
さすがに山頂でご飯を食べると寒さで死にます(笑
大浪池登山口に降りる際に5合目付近避難小屋があるので、
そこで昼食を摂る事に。
下山ルートでもひざ下まで来るような
雪の深さが多々ありました。
驚いたことが2点ありました。
それは・・・
日差しの照り返し。
地面に雪に反射した光で顔が日焼けしたり、携帯の画面が見づらくなったり・・・
サングラスを掛けている理由が分かった気がします。
残りの1点。それは、
携帯の充電がいきなり切れた事。
0℃程度なら大丈夫だろう。と高をくくり、写真を撮りまくっていたらいきなり携帯の電源が落ちました。💦
予備充電を持っていたので安心ですが、良い勉強になりました。
5合目を目指して下山していましたが
下山中にアイゼンが引っ掛かったり、雪の影響もあり
普通に転びます。
下山中の階段は要注意です!
階段が凍結していなければアイゼンは脱いで下りましょう。(木の階段の腐食が早くなるため)
5合目避難小屋で昼食を済まし、大浪池に向かいます。
泥まみれで入ってきた方の足跡がある、避難小屋の入口を掃除する☆さん。
素敵です。(見習わないと)
大浪池の湖は凍っていませんでしたが、周りの登山道はほどよく雪があります。
凍ってはいないので、アイゼンは不必要でしたよ(^^♪
空気が綺麗だった分、大浪池から見える韓国岳(雪景色)も十分綺麗でしたよ。!
この登山道。本来であれば、最後に鬼の下り階段が待っているのですが(約40分)
霧島の山岳ガイドもされているMさんによれば
古道と呼ぶ、避難道があるそうです。
この道はKBMのMさんが4~5年かけて色々な所に制作されているようです。
理由としては、霧島の火山帯の中で、噴火したり、本来の登山道が通れなくなった時の為に使われるそうです。
時間も約20分程で下れる為、避難時には便利ですね(^^♪
今回はお言葉に甘えて、利用させて頂きました。
緑の木々がいっぱいで、春になった気分です。
ツツジが綺麗に見える場所もあるそうなので、お勧めです。
ただ、行かれる際は、良くルートをご存知の方とご一緒に行ってください。
普通に、山岳会の方でも迷います笑
大浪池登山口に到着し、今回の山行も無事終了です。
ふと、川野会長が脱いだ靴を見てみると・・・
とても頑丈そう。
『かなり重いんだよ』と川野会長。
持ってみると・・・・。
めっちゃ重い。笑
昔から愛用されている靴のようです。(30~40年?)
もはや筋トレレベルと感じました。笑
登山を終えて、雪を間近に感じることが出来て、とっても大満足でした。
2月も始まったばかりなので、また雪がいっぱい降ってほしいな。
と願っています。(樹氷待ってますよ!)
さて、
明日は会山行で15名ほどで、磯間嶽に向かいます。
怪我の無きように。