沢登りphoto更新しました~♪ (8/28日)

磯間嶽の小岩峰・小磯に登る

登山・Rank☆☆☆

磯間嶽の小岩峰・小磯に登る

報告 K・H

令和2年(2020)2月24日 晴れ

メンバー H・Yさん、T・Y氏、T・K氏、K・Hの4人

磯間嶽には、四つの顕著な岩峰がある。
その代表は磯間嶽のシンボルである巨大な山頂岩峰(標高374m)で、これに登るのが磯間嶽登山の目的ともなっている。
また、山頂の南西側に、第1展望岩峰と第2展望岩峰がある。
山頂岩峰からこの二つの岩峰を眺めると、まるで中国の水墨画を思わせる風景である。

展望岩峰は二つとも既に登っているので気にならないが、山頂岩峰のすぐ東隣りにある四つ目の岩峰は、これまで何度も磯間嶽に来ているのに登っていなかった。
山頂岩峰とこの岩峰を北側(大木場コース)から眺めると、北アルプスの盟主・槍ヶ岳と小槍の姿に似て見える。

「大磯」と「小磯」

槍ヶ岳と小槍の二つの峰を呼ぶときは、大槍・小槍と言うので、
私はこの二つの岩峰を「大磯」「小磯」と呼び、
いつか小磯に登ろうという思いを持ち続けていた。

北アルプスの大槍と小槍を思わせる山頂岩峰(大磯・右)と小磯の岩峰(左)

 

2月9日、会の山行で、磯間嶽縦走(岩稜コース)の企画があったので、「小磯」の登攀を含めて計画した。

しかし、縦走を終えた時点で時間的な余裕がなく、この日はあきらめたが、小磯の基部まで行って登攀ルート偵察した。

すると、岩壁の東面にある高さ10mほどのチムニーを登れば、その上は樹林になっているので、てっぺんに出られるだろうと思われた。

その後、以前撮ってパソコンに入れた写真を見ると、小磯の北面は樹林がてっぺんまで続いているようであり、チムニーを登るより、容易に登れるのではないかと思い、樹林ルートを登ろうと思った。

それから10日ほど後、「小磯」に登るメンバーを募ったところ、3名の会員から参加の連絡があり、2月24日、上津貫登山口から人形岩経由で小磯岩峰の基部まで登った。

そこで写真で見た樹林から登ろうと、小磯の岩壁を左に北側まで回り込んでみたが、

垂直の岩壁で取り付けそうな樹林はなかった。

そのまま回り込むと、小磯を一周して元の場所に戻ってしまったので、結局前回確認したチムニーを登ることにした。

K・Hトップで登攀開始。

チムニーの中には、露出した直径15cmぐらいの木の根が上から下まであり、これにスリングを巻いて確実な支点をとった。

少し登るとチムニーが狭くなり、ザックがつかえて動けなくなった。

窮屈なチムニーの中で、何とかザックを下ろし、チムニーの最上部までずり上がり、左にある出っ張った岩にスタンスを移し、そのまま急な樹林を登ると、あっけなく小磯のてっぺんの岩に達した。

樹木に自己ビレイをとり、今月9日に入会されたばかりのT・K氏を確保しながら上げる。

カラビナの掛け替えなど、登る前に教えたばかりであったが、スイスイと登って来た。

セカンドでチムニー上部を登るT・K氏

 

 

 

取り付きで確保するH・Yさん

 

次にT・Y氏が順調に登り、ラストはH・Yさん、確保途中、大物が釣れたような手応えがあったが、スリングを回収して登ってきた。

初登頂?

小磯てっぺんでの岩上で記念写真

てっぺんの岩は狭く、4人がようやく座れるほどあった。

てっぺんの周りの樹木にノコ跡が見られず、目印のテープや人工物が見当たらなかったので、ひょっとしたら我々が初登ではないか?と思った。

持参してきた今日の日付入りの登頂記念の白杭を立て、樹木に赤テープを巻いた。

記念写真を撮り、アプザイレンのため丈夫な立木にロープを回す。

下降ルート初めに樹林があり、ロープを投げられないので、上からロープを繰り出しながら降りる方法をとった。

アプザイレンで岩場を降りる

アプザイレンで岩場を降りる

 

全員取り付き点に降り、昼食の後山頂岩峰に登り、往路を上津貫の登山口に下った。

★★★★★この記事を書いた人★★★★★
川野 秀也

アルパインクラブ鹿児島の創設者
登山、沢登り、岩登りとオールマイティに活動中
若手の育成をメインに活動されています。
書籍『鹿児島県の山・沖縄県の山』を執筆
『鹿児島の沢登り』『近くて良き山・高隅山』執筆・自費出版
他etc・共著

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