高千穂峰~お月見山行&御来光登山の旅
今回のお届けは、参加3回目の会員『R』です。
前回、野良猫さんと会員Mさんがしていたお月見登山。例会で他の会員もやってみたい!という話になり。次の満月は10月31日!
よし!じゃあ、11月1日の夜明け前に登ろう!ということで、お月見&御来光登山が決まりました!
高千穂河原の様子
11月1日AM3:10高千穂河原より登山開始。
思っていたよりも寒くなく、歩き始めてしばらくすると暑くなってきた。
上着を脱いでベースレイヤーとTシャツに。
その後も上着や防寒着の脱ぎ着をこまめにしてできるだけ汗をかかず、体温保持を心がける。
実は、高千穂峰の御来光登山を一度ソロでしたことのある『会員R』。
その時はヘッドライトひとつで暗闇の中をひとりで歩くのが本当に怖かった💦
振り向いたら、誰かが、何かがいるんじゃないかって(笑)
でも、今回は仲間がいる。
他愛ない会話をしながら登るのは楽しいし、心強い!仲間っていいな~としみじみ思いながら登る。
岩場を登っている途中、空を見上げてみる。
今日のお月さまは恥ずかしがり屋なようで、薄い雲に顔を隠している。
それでも時々雲間から静かに顔を出してくれ、お月見登山を堪能。
(“お月見登山”、ネーミングセンスがまたステキ✨)
真夜中の馬の背
馬の背に来ると一気に風が強くなり、二人一組のバディを組む。初心者の会員Rは会員Iさんと、同じく初心者の会員Yは、なべさんとベルトとカラビナで固定してもらう。
万一風にあおられて転倒、転落しそうになったとき、相手が反対側に飛び込んで転落を阻止するのだとか。
ベルトの長さがやや短めで、歩き方に慣れるまでに少し時間がかかった。
近づき過ぎるとバディのかかとを蹴りそうになったり、ぶつかりそうになり、離れすぎるとベルトを引っ張ってしまう。絶妙な距離感が難しい(笑)
馬の背を過ぎ、最後の登りを登る。

“よいしょ!”
と言いながら足を持ち上げて登っていたら、
野良猫さんが

「“よいしょ!”ってお年寄りみたい」
とポツリ(笑)
それを聞いた周りの女子たちが「コラ!」と叱る。
普段からひとり言の多い会員らんらん。
友だちや家族から「ひとり言?紛らわしい!」とよく言われる(笑)登るときの“よいしょ!”は、もう口ぐせになっていて、そう簡単には直せません(笑)
でも、いいのです!“よいしょ!”は、体に“動かすよ!”“頑張るよ!”の合図なのですから♪(ちょっと意地を張ってみる)
今後、山行をご一緒されるみなさん、会員らんらんが「よいしょ!」と言っているときは、“頑張ってるんだなぁ”と温かく見守ってください(笑)
朝日が出る前の山頂
そんなこんなで、AM5:10 高千穂峰山頂へ到着。
日の出まではしばらく時間があるので避難小屋で寒さをしのぐことに。
小屋のなかで、少し早めの朝ごはん!
温かい食べ物、飲み物がしみる~!
小屋のなかでももちろんおしゃべりに花が咲き、もぅお酒でも飲んじゃいたいね!という雰囲気(笑)
そろそろ日の出の時刻。
外に出てみると、やっぱりガスっていて。
しばらくして周りが少し明るくなってもガスは晴れず、今回は御来光を拝めず…(涙)
気を取り直して、山頂の逆鉾の前で記念撮影!
後から写真撮影を頼んできた男性2人組が敬礼のポーズをしているのを見て、「それいい!」と再び集合写真を取り直す!ステキな集合写真が撮れました♪
下山ならではの楽しみ♪
下山中、会員Iさんからトレッキングポールをお借りして使ってみる。
これまで両手が空いてる状態じゃないと不安でポールを使うことを避けてきたけれど、やっぱり安定感が違う!トレッキングポール買おっかな~♪
他にも欲しいものがあるからお財布と要相談です(笑)
紅葉と想い
岩場、ザレ場を抜け、木々が生えているところまで降りてくると、紅葉がチラホラ!写真を撮るのに夢中になる!
会員Bさんと会員Iさんからくじゅうの紅葉は、
“この世のものとは思えないほど美しい”“
あまりの美しさに涙が出そうだった”と聞き、いつか必ず紅葉で彩られたくじゅうに行ってみたい!!と決意。
本当なら、今年のGWにくじゅうソロ登山をする予定だった会員らんらん。
だけど、ソロじゃなく、いつかみんなと一緒にくじゅうに登りたい!
そんな日が早く来ないかな!そんなことを思い描きながら、
高千穂河原前の鳥居をくぐる会員Rでした。